tottetsuketa's diary

オートバイに乗るのが好きなサラリーマンの日記です

1.なんか怖く感じてしまう時の対処法

ありますよね?サーキットに何回か通い始めて、ドキドキワクワクしながらサーキットに到着したものの走り出したらなんか怖くて、ちんたら走るだけで30分の走行時間が終わってしまった、みたいなこと。僕はありました。

(この胡散臭い出だし最高!)

いくつかのケースと僕の対処法を書いてみます。

単に良くわからないけど時々怖いときの対処法1.

セッティングとか部品とか変えてないのに、怖い日と怖くない日があったり、気分でタイムがすごく変わるようなときがあると思いますが、たぶんまだサーキットの走行に慣れていないんだと思います。非日常なので体も知らないうちに緊張したりしているんでしょう。

僕もサーキットに通い始めて3年くらいは走る頻度もそんなに多くなかった(年に4,5回とかかな)からか、そんな感じで気分で随分左右されていました。そんなときにアドバイスをもらってからそういう事もなくなりました。今でも心がけています。

そのアドバイスとは「コースインしたら気を抜かないこと」。これは当たり前の事に聞こえるかもしれませんが、例えばコースイン直後でタイヤがまだ温まっていないとき「のんびり走って温まる待つ」ってのは気が抜けています。そうではなくて「温めることに神経を使う」んです。これは何も、転ばないギリギリのところで攻め続けて温めろというわけでもありません。10分かけてもいいし、20分かけてもいいんですけど、タイヤのグリップ、ブレーキ、加速、コーナーのバンク角は適正かとか、とにかくしっかり集中することです。一回集中力が切れると集中しなおすのは難しいのと同じかもしれませんけど、とりあえず効くし、ある意味当たり前のことなのでしっかり守るようにしています。

良くわからないけど怖いときの対処法2.

単純ですけど、コースインの時に「あ”-!」とか「だー!」とか声を出すと良い事もあります。 なんですかね、体がリラックスするのかも知れません。ちなみに興奮してわけがわからなくなってペースを上げるというのとは違います。

良くわからないけど怖いときの対処法3.

寒い時なんかに大事ですけど、タイヤが冷えてたり、サスが冷えてたりするのもありますけど人間が冷えていて動けないという事もあります。 ツーリングの時にスタンド出したつもりで出てなかったりするように、本人が思っている以上に体が冷えている事があります。 そうすると体が動かない->気分が乗らない->体が動かない、の悪循環。貼るホッカイロ的なものを腰に貼るといいです。

バイクのせいっぽい感じで怖いときの対処法

他のバイクだったら怖くないけどこのバイク怖い、みたいなとき。ちなみに僕のバイクに人が乗るとすげえ怖いって言ったり、すげえ乗りやすいって言ったりされるので僕自身はたぶん鈍いほうなのであまり参考にはならないかもしれませんが、まあ一応。

気持ちが乗らない系以外で、なんか怖い時、たとえばフロントから転びそうとか、コーナーでラインが膨らむとか。 そんな時は大抵人間ではなくて車体とかタイヤとか路面のグリップに問題があるような気がします。

割と人間敏感なようで、実際に体感できるほど滑ったりしなくても接地感とかそういう事で感じ取れるようです。 その証拠にスポーツタイヤからプロダクションレース用のタイヤにすると大抵の人は安心感を感じますしタイムもアップします。

そういうわけで昨日まで大丈夫だったのに今日はおかしいっていうときは多分タイヤとか路面あるいはサスセッティング、 前も怖いし今も怖いという時は多分車体(車高とか突き出しとか、やっぱりサスセッティングも)です。

タイヤはもう終わってないか(フロントタイヤの場合は、滑るというよりはなんかラインに乗せにくいなあと思ったらグリップが落ちてきてます)とか空気圧を調べてみましょう。僕は空気圧が低いのに無理して走って同じ日に2回も転びました。 あるいはサスセッティングを勘違いして設定しているとか。僕は妻のセッティングと間違えてた事があります。

あと、車体は極端な前下がりや後ろ下がりになってないか確かめましょう。 僕の場合は怖い時は大抵前下がりです。後ろ下がりは怖くないけどタイムが出ない感じです。

ペースが上がってくると怖い

一部の人を除いて普通です。スピードが出るとやはり怖い。だけど、タイムを上げれば上げるほどどんどん怖くなるかというと少なくとも僕の場合はそんな事はないです。たぶん、予測できないことが起きるときに怖いと感じるので単純にその速度で走る事に慣れたりとか、バイクの挙動をコントロールできる中で速度が速くなる分には怖くないと思います。 心にゆとりがあると集中力を適切に分配できるので、 転びにくくもなります。怖くなく速く走るには、怖くなく速く走れる方法を見つけてその方向に努力することが大事で、とりあえず立ち上がり重視のラインとかそういうことかなと思ってます。(そのうち書きます)

ちなみにこの前CBR250Rばっかり乗って、久しぶりにCBR1000RRに乗ったんですけど「速い!怖い!」って感じるよりは「コースが狭くて忙しい」って感じました。

サーキットが怖い

僕も未だに緊張します。とくにコースがだんだん見えてきて駐車場に入る時とか。全員自分より速く見えるし。

でもまあ走ってみるとコース脇に立ってるよりは速度差がないので実際のところはそこまでは怖くないです。 しっかり体を動かしたりストレッチしてからバイクに乗りましょう。

あとバイク乗りはバイク褒めたりとか「速いですね~」とか「うまいですね~」とか「フォーム綺麗ですね~」とかって言われると絶対嬉しいので、そんな感じで話しかけて顔見知りを増やすのも、心の平穏にはいいかも知れません。