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tottetsuketa's diary

オートバイに乗るのが好きなサラリーマンの日記です

2.他のバイクの抜き方・抜かれ方

俺のかんがえ

サーキットは基本みんなで走るものですし、スポーツ走行なんかは大体はレースと違ってレギュレーションも大雑把(せいぜい排気量かタイムによるクラス分け)だし、腕前もバラバラなので、自分より速いか遅いかどっちかの人と一緒に走る事になるわけです。

そうすると、他のバイクを抜かしたりあるいは抜かれたりするわけですが、僕の脳内の妄想の統計によると大体他のバイクと絡んで転ぶうちの80%はこうした速度の違う2台のバイクが絡んで発生することが多いようです。

そこで今日は安全な抜き方、抜かれ方について俺のかんがえを述べてみようと思います。互いに怖い思いをしないのがサーキットを楽しむのに重要かなと思います。

抜く側のケース

抜く側は基本的に抜くタイミングを自分でコントロールできるのであまり怖くありません。あるとすると大体調子に乗ってるときなので、サーキットで今日は自分は速い方だなと思ったら調子に乗ったりせずに、良い意味で気持ちに余裕をもちましょう。

さて、抜きやすいところで無理なく抜くのが安全なわけですが、安全な順で行くと相手に対して排気量が大きい場合には立ち上がり(+直線:以下略)→進入→コーナーの順だと思います。

排気量が少々小さくても立ち上がり→進入→コーナーなんですが、相手があまりどっちが速いか気にしないタイプだったり、その場その場のランデブーを楽しむタイプだったりすると、立ち上がりで抜いても加速が良いとストレートで抜き返されるので、進入やらコーナーやらで抜く方がいいかも知れません。もちろんその分リスキーなので、何回かトライしてちょっと無理っぽいと思ったらピットアウトして開いてるところを探しましょう(でもピットはゆっくり走る事)抜こうとしてイライラするよりよっぽどいいと思います。

なお、どこで抜くにしても基本は全部インからの方がいいです。普段良く知っている相手や明らかに譲ってくれる場合にはアウトから行くのもありですが、時たま勘違いの可能性もあるので無難に行くならやっぱりインからがお勧めです。レースとかではその限りではないですけどね。

では、個別のケースをより具体的に見ていきましょう。

立ち上がりで抜く方法

準備は2点。1.抜く直前までは相手とはある程度距離をとる、2.立ち上がりでラインがクロスするように早めに向きを変えておく、ことです。

相手の方が遅いから抜くわけですから、相手に追いつく分の余裕を向き変えに使っておいて後からその分加速して抜くイメージです。高速道路でトラックを抜くときに、真後ろに着いた状態から抜くのと、加速しながら抜くのとでは全然抜きやすさが違いますよね。抜くときに加速できるよう2,3前のコーナーから準備が大事です。

実際に見てみましょう(映ってる方ごめんなさい)下の動画の開始から10秒くらいまで。

ストレートで抜くために事前に待ってるの分かる思います。

ただこの方法にも弱点があって、相手がイン側に譲ってくれ事がわりかし(50回に1回くらい)ありましてその 場合は心臓飛び出そうになりますし、下手すると追突しますので相手がかなり初心者ぽかったりする場合は警戒しておきましょう。相手が遅ければ遅い程余裕をもって抜けるはず。

なお、立ち上がりでアウト側から抜く事も無くは無いですが、これも相手がコース幅目いっぱい使って立ち上がるタイプ(ようは上手い小排気量車) だったりすると、刻々と逃げ場が無くなりますのでよっぽどの時以外はやらない方がいいです。あとハイサイドとかラインがはらむことだってあるし。

進入で抜く方法

続いて進入で抜く方法。立ち上がりに比べると短時間でカタがつくので多用されがちではあります。が、目測を誤ったときが結構大変な感じなので、できるならば立ち上がりで抜いたほうがいいと思います。抜かれる側が怖いというデメリットもありますしね。ただまあそうも言ってられない場合もある。

で、大事なことというかコツは、相手を抜く事とその後のコーナーをうまく走るというのをごちゃ混ぜに考えないという事です。どういう事かというとですね、相手を抜くには相手の前に出ればいいわけです。 その後うまく走ろうとするから、コーナーを最適に走るために速度を落としてしまって相手の前に出れなくて、というパターン。そうでは無くて、とにかく前に出てしまえばいいんです、で相手のイン側で相手が認識できる位置まで入っちゃえばラインが少々外れてもいいので、転ばないように安全に曲がって立ち上がると。レースだったりバトル好きの相手だったら抜き返してくるかもしれませんので、そういう場合はうまいこと相手の速度を殺すようなラインを取るとか技がありますが、楽しめそうだったらそういうことしてもいいし、ちょっと怖かったらそういう人だと思ってピットインするかですね。

動画です。さっきと同じ動画なのですが、後半に前の2stのバイクを抜きます。後ろ姿から分かる通りかなり上手な感じの方だと思います。 ヘアピンでこちらのタイムが落ちてもいいから早めにインに突っ込んで相手に気づいてもらって抜かせてもらっているのが分かると思います。

抜かれる側のケース

今度は逆の立場から。

後ろにくっつかれて落ち着かない時ありますよね、さっさと先行ってくれよなんてとき。 速い人は勝手に抜いてくれるから余計な事考えなくてよいというのは確かにその通りなんですが、僕みたいに 気が弱いと本当に落ち着きませんので、積極的に抜いてほしい時があります。

その場合は変にラインを譲ると先ほど抜く側の視点から書いたように危ない事がおおいです。 かなり遠くの方にいる場合にはラインを変えて譲るのもありと思いますが、遠く、近くの感覚はあてにならないこともあります。

というわけで、抜く側の視点から考えれば進入で抜かせるにはブレーキ甘めでインのラインを開ければ大丈夫、立ち上がりもライン目いっぱい使いながら若干加速を緩める(100%開度を80%開度とか)。

余裕があれば足を上げたり手を上げたり。あるいは伏せているのをやめるなど。単にちょっとペースが落ちたくらいでは後から見ると意外と分からない事が多いです。

でもまあ、よっぽどしつこい+抜くのが下手で困る場合はピットインしちゃいましょう。

その他

僕が普段安全のために意識していることとか、見たり聞いたりした話。

自分だけが速いと思うな

コース上を走っていて誰にも抜かれていない時についつい油断するのですが、自分が今このコース上で一番速いと油断して、走ってて疲れたときにふと追いついてしまった前のバイクと同じくらいのペースに落とす時があります。あるいは、前のバイクと差を広げて一周だけクリアラップを作りたいとか。

これが意外と危なくて、コース上で他のバイクと遭遇しないのは自分と同じ位のペースで走っている人が他にいるという可能性があります。実際にSLyでいいペースで走るバイクを追いかけていたら、突然減速されてびっくりしました。

まあまあ慌てて回避した(これはこれでさらに速いバイクが後ろから来てる可能性がありますが、、、)ところ、 前のバイクもまあまあびっくりしてました。

抜いてきているのは一人だけと思うな

先ほどの類似パターン。1台の速いバイクが来た!と思って譲ると反対側から別のバイクが自分を抜きにきているケースもあります。 (たとえば2台でバトルしててその2台が追いついて来た時など2台が別々のラインで抜いてくる事もある) 抜かれるときに車線変更しちゃいけないっていうことの理由の一つです。

逆に抜く場合の立場でも同様で、前のバイクを複数台で抜きに掛かる場合は相手が急に車線変更するかもと思った方が良くて、その場合には抜きに掛かってる前のバイクと同じラインで抜いた方が安全です。

高度(?)な相手との協働プレイ

耐久レースとかで直接争っているような相手じゃないのにやたらブロックしてくる人がいますが…僕は後ろから速い人がきたら譲ります。 そんで譲って後を追いかけます。その方がペースも上がるし互いに得じゃないですか。

たまーに、お互いに会話をしてないのに「じゃあ俺次のヘアピンで譲るから」「分かったじゃあインから立ち上がりで抜くね」みたいな 会話が成立したかのようなやりとりが成功する事があります。しかも相手が立ち上がった後に足とか出してくれる(←どけ、の意味じゃなくて挨拶ね。 手が離せないから)と結構うれしい。

高度(?)な気が付かないふり作戦

レースで抜かれそうになった時、相手を信頼しないとなかなか抜けないのですが、玉に気が付いているのに気が付いてないふりをして 「インさしてきたら俺気が付いてないからかぶせちゃうもんね」っていう雰囲気を出してくる人もいます。本気かどうかの見極めが難しい のですが、練習走行ではあまり意味が無いのでやめましょう…

1コーナー到達までが走行枠だと思いましょう

抜く抜かれるとはちょっと違うのですが、ついでに書いておきます。 チェッカーうけたら減速する人がいますし、それはそれで悪くないとは 思うのですが、そうは言ってもなんらかの事情で実際にはラップの計測 ポイントをゴールラインより奥に設定していない人もいますし、 ゴールラインで計測してても最後のタイムアタックをやってる可能性もあります (チェッカーは見たらゴールではなく、チェッカーを受けてゴールラインを通過したらゴールなのです。)。そう考えるともちろんコースの規模にもよりますが、 1コーナーのブレーキポイントあたりまでは気を抜かない方が良いと思います。 (僕自身、前のバイクがチェッカー後に急に減速+車線変更してあぶない目にあったことがある)