はじめに
なし塾に参加した時とかその前の練習の時とかにやたらバイクがギクシャクするのは、スロットルのグリップの接着剤がとれかけていたためだろうと思ったので、がっちりとくっつく専用の接着剤で取り付けてワイヤリングもしました。
なのでそのテストも兼ねつつ、いつもだいたい僕のセッティングで走っている妻の慰労のために、妻が乗りやすいセッティングにしてみて昔よく走っていた、どちらかというと富士ショートよりも得意なトミンを気持ちよく走ってもらいたいと思いトミンに行きました。
また久しぶりにきたりんとも遊ぼうと思い、声をかけてみたところ来るとのこと。
トミン到着&走行開始
到着すると名状しがたい色のバイクが止まっており、きたりんがなにやら準備をしておりました。
僕らの方もトレーラーを止め、バイクを降ろし、いそいそと準備をします。
今日は30台以上の予約があるようで、クラス分けというものをやっていました。僕自身は初めてです。1台を2人で乗るということでその分のお金も払っているので1順で2枠乗れるのですが、連続で走るとバイクがオーバーヒートしそうなので、ほどほどの感じで乗ることにします。今日は妻の慰労の日。
というわけで、僕用のセッティングから妻用にちょっとセッティングを探ってみようとイニシャルもダンパーも全抜きにして妻の走行開始。いくらなんでも柔らかすぎるとのこと。ただ、サスセッティング云々よりアクセルに対してギクシャクしすぎて、怖くて乗れたものじゃないらしい。
では、ということで続いて僕も乗ってみますが、残念ながらハンドルグリップを接着剤でしっかりつけた程度ではなし塾でのギクシャク感は解消されていませんでした。アクセルを開けても一瞬タメがあって、そこからギュンと前に進む感じ。いちいちアクセルを開ける前に様子見時間があるので、タイムは27秒2か3かそこら。
でもそもそも1000ccのバイクってそんなものかも、という思いもあり色々とサスセッティングを変えてみますが、タイムはたいして変わらず。26秒9くらいがベスト。
ちょっとでも改善しないかなとGIProとシフターを外して、ついでにスロットルボディーの掃除などをしてみますが、あまり改善せず。そればかりか、GIProとシフターを外すと消えるはず(装着してからつくようになったが、そんなものと言われていたし、特に不具合がなかった)のFI警告灯が消えない。本当に壊れたか。
壊れてないバイクに乗ってみる
もうこの状態のGSX-Rの乗り方に適応し初めて来たのもあり、こんなもんなのかもしれないし、壊れているのかもしれないし、判断つかなくなって来てしまったので、もともと同じ型式のGSX−R(K9)に乗っていたきたりんに試しにうちのGSX-Rに乗ってもらってみることに。代わりにS1000RRに乗せてくれるとのことなのでバイクを交換。
S1000RRの方は開け始めがすごくマイルドでGSX-Rに比べると物足りないくらい。車体はやや大柄に感じる。でもアクセルは開けやすい。
きたりんが走っているときはジェット機みたいな音を立ててすごい勢いで走っているし、GSX-Rで後ろを走っていても立ち上がりでおいていかれるのを考えるとやっぱりうちのGSX-Rはただ単にギクシャクしすぎなのかも。
なお、ほんの4,5周交代で走っただけだけど、きたりん曰く「命の危険を感じる」「明らかにおかしい」「K9に乗っていたときはこんなことはなかった」「買い物にいったら最初の交差点で転倒する」とのこと。うーん。
いずれにせよ明らかにおかしいということが判明したので、これ以上は乗り方でどうにかできる感じではないので今日は走行終了。直さなければ。
考えられる原因
隼に乗っていたときも度々ギクシャクに悩まされたのだけど、ほとんどが燃料ポンプのフィルターの詰まりで、これを定期的に掃除すると治っていた。それ以外だとバッテリーの端子がグラグラだったのと、スロットルポジションセンサーが壊れていたことくらいかな。いずれにせよ、少なくともFIエラーがない状態にはしないとまずい。
まずはスロットルポジションセンサーのズレから確認したいけど、そもそもメーターの表示部が転倒で割れているのでまずはメーターの入手から。。。純正部品をネットで注文しようとしたら取り扱いなしとのことだし、すごい値段がしそうなのでオークションで購入することにしました。
その他(1)スペアホイルの運び方
スペアホイルを運ぶのに一工夫してみました。リアタイヤは車のスペアタイヤ入れに、フロントタイヤはトレーラーに。
その他(ステップ位置の変更と失敗)
ステップ位置をノーマルより高くしたいので、別に持っていたノーマルのステッププレートを少し加工して二重にかますことでアップしてみた。が、シフトペダルに足が届かずに元に戻したのであった。シフトペダルを伸ばせば使えるかも。このやり方だとステップ位置を変えるのがボルト数本で変えられるので楽チン(妻との交代のたびに交換するので)
写真は左右入り混じっていますが、雰囲気わかりますよね。
こんな風にノーマルのステッププレートを一部ネジ穴を潰す加工をして、
ノーマルプレートとステップの間に挟むことで
純正の一番高い位置よりさらに1cmくらいあげられる。
が、シフトペダルに足が届かないのであった。。
動画
車載動画は編集するのしんどい(最近PCが重くて動画編集がイライラするのです)ので、外から撮影してもらった動画を適当につなぎました。自分の思い出用です。
アクセルを開ける前にまず軽くアクセルを当ててギクシャクを消してから加速するという特殊技能と、ギクシャクしても安全なようにバイクの向きが変わるまではアクセルを開けないという基本のおさらいを身につけたのはいいのだけど、
やっぱりそのせいで立ち上がりでアクセルを開けるのがワンクッション遅れるところできたりんに置いていかれている様子が動画を見ると改めてよくわかる感じです。
冬の間にしっかり直すか。バイクも汚い汚い言われるし。
つぶやき
タイヤはこれでなし塾+この走行(正味2時間くらい)。サスセッティングは結局はなし塾と同じ。今日の試行錯誤はあまり意味がなかったが、妻的には前回の練習時に比べるとだいぶバイクが軽く感じたとのこと。タイヤを交換(D212GP→SC1,2)し、フロントの突き出しを減らしたのがやはりよかったか。突き出しはこれ以上減らせないのでリアの車高を下げてみても良いかもしれない。きたりんのS1000RRはもっと軽い感じがした。
セッティングとかデータほか
スプロケ 15-43
気温22.5度 ※ この日一番タイムが出たセッティング
フロントSC2,リアSC1 → トミン2h→4h / 温間F 2.2 R1.9
フロント イニシャル19クリック/伸び5戻し圧5戻し
※ 3.5戻しから5戻しまで振ったがあまり変化わからず。
フロントの突き出し2.1mm(キャップの下が基準)でそのまま
リア イニシャル バネを縮めはじめてから5回転締め/ 伸び0戻し、圧5戻し
※伸びを強くするとリアの立ちが強くなる感じ。軽快感は無くなる。
リア車高 オーリンズのロッドの長さ+5mm位+シムを0mm