tottetsuketa's diary

オートバイに乗るのが好きなサラリーマンの日記です

5.進入について

また書き溜めていたものの加筆修正です。

自分的コース別の攻略に入りたいのですけど、 結局なんか基礎スキル的なものがあって、それをそのコースに合わせるみたいな書き方になりそうなので 、まだちょっと抽象的な話が続きますがご勘弁ください。

次回、立ち上がり加速の話、サスの話でもした後に、富士ショート、エビス東、SPA西浦あたりの自分なり攻略法でも書こうと思います。あと平日は中々しっかりとした事かけないので、適当になんか書いてしのごうと思います。

では本題。

タイムアップのバランスについて

僕はとにかく加速加速、加速さえできればタイムは上がる、というような感じで考えていましたがよくよく考えてみると、 逆のタイプ(進入が苦手)の人もいるんだという事に気が付きました。

僕も思い出してみたら、練習しているうちに加速が得意になり、その分進入が苦手になって進入を練習し、また加速の練習しと、 加速と進入と両方バランス良く(意識したわけではなくその時遅いなと思うところを直してきただけ)頑張ってきたように思います。

というわけで進入のことを書きます。

進入がどうしてもブレーキが苦手な人は小さいバイクで練習すると良いかも

僕はずーっとブレーキが苦手だったんです。

多分教習所とかで習った「曲がってる途中にフロントブレーキ握ると転ぶ」というのをずーっと、それこそ8年くらい信じ込んでたのが原因です。 そのせいで、コーナーの入り口で早々にブレーキを離して入り口から出口までアクセルでバイクを支えるような走り方をしてて、膝を延々擦りながら走ってました。フォームはそれっぽいけど、でも遅い、みたいな感じ。

サーキットを本格的に走りだしても同じで、最初のホームコースが富士の本コースとかだったから、タイムの出し方を突き詰めるのに時間がかかる感じで、ブレーキを引きずりながらどうこうという事の重要性まで到達しないまま最高速の事ばかり考えていたような気もします。なので、SLyとか走りに行っても当然遅い。その頃にはブレーキを引きずる、という事の存在を知ってはいたの ですけどやっぱり怖くてできない。

じゃあいつから出来るようになったかというと、NSR50で湯河原ビーチを走り始めたころです。もうね、普通に曲がってたら絶対に曲がれないし、しかも遅いという事が良くわかります。湯河原はコースが小さいから何周でも走れるし、バイクが小さいから他の人と接近して走れる。 そうすると前の人と自分の距離がちょっとした事で縮んだり伸びたりする。

そんな中でブレーキを引きずる事の大事さと、タイヤが良ければ意外と転ばないという事を理解しました。まあ、これたまたま僕がNSR50でその感覚 を掴んだってだけであって、ちょっとしたことがすぐにタイムにあらわれるような小さいコースで、グリップが良いタイヤをつけたバイクで練習してもいいかも しれません。

進入速度の上げ方

ある程度高いレベルでは、じんわりとブレーキとバンク角や倒しこみの速度をバランスさせながら寝かせていく必要があるんですけど、とりあえずで「僕が信じていること」を書きます。(自分の技量を考えて自己責任でお願いします)

1.ブレーキを緩める

どうしてもフルブレーキしてスパっとコーナー入った方がかっこいいし速い気がするので、進入速度を上げる=ギリギリまでブレーキを我慢する みたいな事になりがちですけど、ブレーキって意外と止まれるもんで、たとえば速度が速すぎてオーバーランする時だってよっぽどじゃない限りは諦めなかったら意外とコースの中に残れたりする。(コースの変なところで変な動きをすると危ないので大体コースの外に逃げますけどね)

なので、あれ思ったより止まれたな、だったらもっとブレーキングポイントは奥でと思って頑張ってしまうんだけど、怖いものは怖い。それに進入速度は結局同じなんですよね。

それだと怖いし、緊張しっぱなしだし、いつまでたっても速い速度でのコーナーに移れないので、どうするかというとブレーキを奥まで我慢する代わりにブレーキを早く離す。すこーしだけね。それだけでタイムが上がったりします。

ただ、そうするとやっぱり今まで思ってない速度で曲がり始めるので体も硬直したりするかもしれない場合の対処↓

2.素速く倒しこむ

そんときに「バイクは速く寝かせる(倒しこみが速い)ほど効率よく曲がる」って信じる。(多分、実際もそうだと思う) とにかく速く倒しこむ事をやってみる。ミニバイクとかだったら顕著だった。だから大きいバイクでもたぶんそうだ。

3.早く倒しこむ

さらに早いタイミングでバンクを開始する。(漢字の使い分けに注意) コーナー中は多分タイヤのグリップとかの問題で直立しているのに比べて速度が落ちる(多分、スリックタイヤを履いたときはより顕著に感じた)。 だから早く倒しこむ。

そんな感じで、ブレーキを緩めて速度を上げた分を、倒しこみの速さと早さで相殺する感じ。

とりあえずここまでに書いた事で多分進入速度だけは上げられると思いますけど、実際はブレーキの掛け方、緩め方やサスの使い方、 バンクの角度、タイミングなどなど、コーナーやタイヤの状態に合わせていろいろバリエーションがあるというか自然に調整する感じに なります。それはまあいずれ勝手に身に着くと思いますから、進入速度が高けりゃ高いだけ良いって思わない方がいいとは思いますけど、 加速に比べて進入が苦手だな~と思ってる人はちょっとやってみてください。

進入に関するあれこれ

ここからは追記部分。適当に書いときます。

上にもちょっと書いてますけど、タイヤのグリップが良いとバンクしている途中に減速します。1回しか履いたことないけどスリックだと顕著でした。なので死ぬかも、ってくらいの速度で進入しないとタイムが逆に落ちました。

「だだだ」対策。ブレーキ頑張るとリアの荷重が抜けてホッピングする事があります。古くはアクセルを合わせて回転数を合わせたりしてましたが(今も多くの人がやってますが)、今はスリッパークラッチだとか、バックトルクリミッターだとか、FIでなんとかかんとかがついて「だだだ」がおきにくくなってますよね。それでも起きてしまう僕はブレーキしながらアクセルあおるの苦手なので半クラッチで逃がしています。あとバイクをバンクさせると遠心力でリアタイヤが押し付けられて収まるというのも聞いた事あります。でも、本当は「だだだ」って言わせないほうが車体が安定して待ち時間が少なくてよい気が。それか滑らかにリアをスライドさせるのがいいのかな?よくわかりません。