tottetsuketa's diary

オートバイに乗るのが好きなサラリーマンの日記です

SV650のオイル交換と細々したこと、あとアイドリング安定


tottetsuketa.hatenablog.com

の続き。

次はオイル交換ということで、何年前のか分からないけどガレージにあったモチュール300Vと交換。プラチックのボトルは捨てやすくていい。あと何本か在庫があるからこれが無くなったらもう少し安い別の銘柄にしようかな。

f:id:Tottetsuketa:20190224233922j:plain

この車両は前のオーナーの思い入れたっぷりという事なのと、前のオーナーは選手権ライダーでもあるので、いろんなところがしっかりと手が行き届いている感じがする。

ただレース用ではなくてセカンドバイクの位置づけだったそうなので、そのためか完全にきっちりかっちりやっているわけではなくていい感じの手抜きもしてある。その手抜きの感じがいちいち共感できる感じで、整備していて楽しい。

例えばキャップのところのワイヤリング用のプレート。写真はもう僕が加工(それも手抜きだけど)したあとなんだけど、このプレートはもともと穴が開いていなくて、形ももっと別の形をしていた。そこにワイヤーを引っかける感じにしていた。

自分だったらもっと遠くてもいいからどこかワイヤリングできそうなところを探しちゃうんだけど、きっちり近くにワイヤリングできそうなプレートを入れるのがさすがって感じ。僕はそれをハンマーでたたいて真っ平らにして、余計なところを削り取って穴を開けてこんな風に加工した。穴は二つもいらないし、こんないびつな形ではなくて、もっと綺麗に加工すれば良いんだけど、それはまためんどくさい、前のオーナーの手抜きを少し進化させてまた手抜き。ちなみに、知り合いのお店に出すとステンレスでもっとキラキラして薄いプレートで綺麗なもの作ってくれる。

f:id:Tottetsuketa:20190224233942j:plain

こんな綺麗なカウルもおまけでつけてくれた。ありがとうございます。

なお、キャブのガソリンを一回空にしてからタンクとキャブと燃料ポンプと燃料コックに負圧ホースをつないで(ホースがいっぱいあってややこしいのだ。仕組みをしっかり追っていけば大丈夫だけど)、、エンジンを掛けた。要するにタンクからガソリンがキャブに行くのを確認した。なお、負圧ホースもしっかりつないだから、アイドリングも安定していた。

f:id:Tottetsuketa:20190224234118j:plain

ハーネスがカウルでこすれて削れそうだったのでチューブで覆っとく(この後ビニールテープをちょっと巻いときました)

f:id:Tottetsuketa:20190224233926j:plain

カウルが割れてたので接着剤でつけてワイヤーで固定。かなりがっちりついた。これで折れるようなら樹脂で固めてみよう。まだFRP余ってるはず

f:id:Tottetsuketa:20190224233935j:plain

クラッチをつけるために外していたグリップを装着。接着剤を塗ってからワイヤリング。針金の先っぽはグリップの中に埋め込む。
針金の先をラジオペンチでグリップの方に向けて、小さい金槌でトントンとたたけば大丈夫です。多分。

f:id:Tottetsuketa:20190224234150j:plain

アイドリングするようになったので、クラッチを切って1速に入れてみたらクラッチが切れない。ホイルがかなり勢いよく回る。クラッチを軽くした(引く距離が縮んだ)のが裏目に出たようだ。

ただ完全に切れなくても足がついているときに前に進まない程度、あるいはブレーキを踏んでリアホイルを固定してもエンストしない程度ならまあまあどうにかなる。それに数年エンジンを掛けていなかったらしいので、クラッチが張り付いているだけの可能性がある。

というわけでリアブレーキを踏みながら1速に入れてみようとおもったら、リアブレーキがスカスカだった。エア抜きしようにもまったく手応えがない。キャリパー側からフリュードを入れてみようとしたけど全く入らない。今日はもう時間切れでばらして確認できないので、これはまた今度ということで。

いやー、しかしいじるのも楽しいな。昔乗ってたグースみたいだ。

SV650のキャブが届いた、エンジン掛かった。

ショップでのキャブのオーバーホールが終わったらしく、前オーナーが速攻で届けてくれた。ありがとうございます。

f:id:Tottetsuketa:20190218222727j:plain

キャブはエアクリーナーボックスを無くして、ファンネルにスポンジのフィルターに被せた仕様。エアクリーナーボックスがついていると、メンテナンスしにくいのでもしエアクリーナーボックスがついていたら僕もこういう仕様にしてしまおうと思っていたので、ちょうど良かった。

そして、キャブが届いたらすぐにエンジンを掛けてみたくなるもの、インシュレーターにシリコングリスを塗ってグッとキャブを押し込んだらスコンと刺さった。さすが純正。が、とりあえずその状態でエンジンでガソリンをホースに直接注入してもエンジンが掛からない。いろんなホースやコネクターをつなげてないからね。当たり前だ。

で、落ち着いてスロットルポジションセンサーやらチョーク(スタータープランジャー)をつなげて、負圧(タンクのガソリンコック用と、フューエルポンプ用の二つ)をとるためのインシュレータの穴もそれぞれ塞いでみたところ、チョークを引けばエンジンが掛かってアイドリングするようになった。よしよし。

その後(といっても数日後)、落ち着いてフューエルポンプもつないでみてガソリンを吸い上げることも確認できた。ホースのつなぎ方も間違ってないようだ。チョークを戻すと多少キャブが「しゃっくり」をしてエンストしてしまうけど多分これはしっかり暖機をすれば大丈夫だと思う。

f:id:Tottetsuketa:20190218222744j:plain

スロットルワイヤーを外して注油して、

f:id:Tottetsuketa:20190220232536j:plain

スロットルホルダーも分解して、乳化したグリスを洗い流してシリコンオイルを塗っておいた。うーん、思いっきりエンジンを掛けてみたい!!

【追記】

多分オイル交換した。モチュールの300V。買い置きのやつ。

エンジン掛かったらオイル交換しようと思っていて、エレメントを変えるかどうか悩んで結局変えなかった事まで覚えているので、このあたりでしている(はず)。

 

 

怪しげなクラッチが届いたが軽くはなった。


tottetsuketa.hatenablog.com

の続き。値段に負けてヤフオクで怪しげなクラッチを買ったのが届いた。

確か5000円くらいだった。海外製につきノークレームノーリターンとかいうやつだ。

f:id:Tottetsuketa:20190218222733j:plain

ぱっと見は高級感漂うのだが、なんか高そうなマークもついているのだが、

f:id:Tottetsuketa:20190218232639j:plain

うーん、加工が残念。バリが残っていた。それにハンドルの径にスポッとははまらない。まあ締め付ければ動いたりはしない。ただし、全体のカッチリ感が薄くレバー全体が結構ガタガタする。まあ純正もアコサットも多少はガタガタするんだけど、それにしても倍くらいガタガタする。

もっとも、グラグラしてもそんなに困る部品じゃないし肝心のクラッチが重い問題については大分軽くなった。


SV650クラッチホルダーいろいろ


tottetsuketa.hatenablog.com

の続き。

ワイヤーに注油してみたものの大して軽くならないので、クラッチのホルダーを変えてみることにした。GSX-R1000に採用したアコサットのクラッチホルダーを本命として、GSX-R1000の純正とも比較してみることにする。

ちなみに今は純正のホルダーにレバーが社外品になっている。ピボット(?)からの長さを比べるとちょっとだけ軽くなる方向のようだ。

f:id:Tottetsuketa:20190213234405j:plain

こちらGSX-R1000の純正。大して軽くならず。というか変わらず。

f:id:Tottetsuketa:20190213234347j:plain

んで、これがアコサット。24って書いてある。つけてみたらやっぱり軽くなった。

f:id:Tottetsuketa:20190213234358j:plain

で、アコサットのやつを素直に買えば良かったんだけど、ヤフオクで安かったのでレバーレシオが24mmとかって書いてあるやつを買ってみました。ブレンボっぽいマークがついてましたが、、果たして。。(まあ、軽くなればいいのです)




SV650のクラッチワイヤー周りのメンテ

tottetsuketa.hatenablog.com

エンジンが掛かったら次はクラッチが重いのが気になる。僕ならまだしも妻が乗るときにすぐ左手が死んでしまいそうなので掃除してみる事にした。

まずはワイヤーに注油(ちょうどコンプレッサー用の柔らかめのオイルが大量に余っていた)するために、クラッチレバー側を外し、次にクラッチの下側(下の写真)を外してみた。SV600Sのクラッチは面白い構造になっていて、引っ張る側はワイヤーなのにクラッチはプッシュロッドを押す構造になっている。へー。

下の写真のワイヤーがつながっている謎の機構がその部品で、ワイヤーが上に引っ張られるとらせん構造になっているこの機構がプッシュロッドを押すのだ。このらせん構造のところはベアリングみたいになっているので、ばらせるところまでばらして古いグリスを流して、隙間に新しいグリスを詰めた。ボールが転がり落ちてくるので注意。転んで出てきたボールはまた元の場所にはめ込んどいたけど、多分それでいいと思う。

f:id:Tottetsuketa:20190211195222j:plain

で組み直して見たけど、重いのは重いまま。ワイヤーは軽く動くので、クラッチのバネが強化スプリングにでもなっているんだろうか??それともオイルがクラッチ板にねっとりと張り付いている?今度エンジン掛けて、クラッチ握って1速に入れてみたらわかるだろうか?

ちなみにワイヤーへの注油は僕はビニール袋を使ってやってます。かつてはインジェクターとか使ったけど、なんとなくオイルが通ったのかどうかわかりにくいので。写真を撮り忘れたんだけど、こんな感じ↓ 「クラッチ 注油 ビニール袋」で検索するとたくさん出てくるのでメジャーな方法なんだろうと思います。

shimabi.info