今日は色々あって盛りだくさんです。
- 全日本選手の後ろを走ってみたらめちゃ速かった
- オイルが出たけど楽しかった
- 完全燃焼でとにかく楽しかった
というのが概要です。
さて、詳細。
チームの皆さんがカートコースに練習に行くというので、自分も行くことにしました。
オリンピックの影響で当分(~9月末)お休みになるということで、混雑が予想されますが、しばらく乗れそうもないし、天気も良さそうだしということで行くことにしました。前回微妙に不完全燃焼でしたしね。もっと下半身で車体をホールドして上半身をフリーに使うような、ミニバイクっぽいというか今時っぽい走り方の練習もしたかったし。
それでカートコースに到着してみますと、いつもの日曜日といった混雑具合で、特別多くも少なくもない感じでした。
早速前回の反省を生かして、リアのイニシャルを1cmばかり抜きます。前回はフロントの油面を下げたにも関わらずそのまま走っていて、フロントが良く入るので曲がるのにタイムが出ない→人間が悪いの悪循環に陥ったからです。
空気圧は冷間で1.95にしました。2.0とか1.9とかで無いのは、たまたま計ったら1.95だったからこれでいいやと思ったからです。また、新品にしたチェーンがそろそろ伸びる頃で、いつもどれくらいの遊びが適正なのか迷うので、近くにいたキクちゃんのKTMのチェーンを見せてもらったり、キクちゃんのお友達のCBR250Rの方にチェーンを触らせてもらったりしました。
この方は「3年くらいチェーン変えてないんですけどね、あはは!」って明るく笑ってましたけど、なんか外装は傷だらけなんだけど操作系に最低限のカスタムだけして、タイヤがピレリという、やたら雰囲気があるバイクだなと思いましたが、、、。(昔桶川で見た高橋ユーキ選手のミニバイクもタイヤのリムが自分でタイヤ交換しまくっているのか、ガビガビになってました。)
こちらGSX-Rの方、僕もGSX-R乗りですし、途中のコンビニで停まってて、かっこいいなと思ったのもあって声を掛けてみたら今日が初カートコースとのこと。普段はトミンで走ったりもされているようです。「自走の人っていないんですね」って心配されていましたので、そんなことはないと思いますよと言っておきましたが、ミニバイクの人が多いから、自走できないって事かもしれませんが、、いずれにせよあまり気にしないでも良いと思います。
- 1本目
前回よりは乗りやすくはなって操ってる感は出ましたけど、すこーしだけしっくりこない。フロントからまだ抜けてしまいそうな感触、でもコーナーではリアタイヤが少し跳ねました。なんかちぐはぐ。日差しが強くてタイヤの空気圧が上がりすぎたのかも。
タイムは32秒4で悪くはないけど、混んでいるからよく分からない。でも、もうちょっと一体感持って走れても良いはず。妻にも感想を聞きたかったので、そのまま走ってもらいました。妻も特に悪い感じはしないとのこと。
コースを眺めていると先ほどのCBRの若者が異常な感じで走ってました。分かりますかねこの異常さ。タイヤと膝の位置見て下さい。普通こんなところ走れないって。。
で、ツナギは綺麗なアプリリアのロゴが入ってました。プロっぽい、、あー!、今年ST1000で全日本デビューした梶山選手か!確かミニロクのカートコース戦でキクちゃんと一緒に参加していた人だ。
僕はレース業界に疎いんですけど、SV650を売ってくれた知り合いの人の知り合いの人(面識無し)が梶山選手と同じチームだったので、記憶していたのでした。
ちょうど、こういう上半身を積極的に使うような走り方を試してみたいし(肘もすりたいし)、30秒台に入れるためにも速い人の後ろを走りたいし、何より速い人と走るのは楽しい。これは嬉しいサプライズでした。
- オイル
ところがその走行枠で黄旗が振られて、赤旗になって、、、どうやらオイルが出たようです。人が集まっているので見に行ってみると結構な感じで出てました。
ライダーの人たちもパーツクリーナーとウエスを持って集合!オイルが出た原因はよく分かりませんけど+カートコースはあまりうるさくないですけど、オイルのドレンボルトのワイヤリング位はしておいても良いかもしれません。本当はオイル受けになるようなアンダーカウルもつけた方が良いのでしょうけど、自分はつけてません。
- 2本目
タイムアタックだけが目的の日にオイルが出ると萎えちゃいますけど、日曜日のカートコースに来る時点でそんなつもりは毛頭無く、本当に走るのが純粋に楽しいという感じで来ていますので特に気にせずに走ります。むしろこのオイルのラインをどう攻略するのか的な、楽しささえ感じるくらいです。インは30cmくらいはオイルがないので、ここをなんとか走ってみるか~とかね。
それでセッティングの方は空気圧を0.1抜いて、リアのイニシャルもさらに3mmほど抜いてみました。オイルの方は最初こそ怖々でしたけど、加速も減速もしないような時にカットするように走るのであれば大丈夫そうでした。オイルのイン側を走ってみたりもしました。いけるんだけど、他の人に被されそうでちょっと怖いので何回か試してやめた。
だんだんペースが上がってくると、さっきのセッティング変更は正解だったようで、バイクとの一体感を感じられるようになって、楽しくなって来ました。下半身でしっかりホールドして上半身の力を抜くってのもなんかできている気がする(これはミニバイクにも生きると思う)。タイムは32秒1。
- 3本目
走行しているうちに集団に捕まっている梶山選手にうまいこと追いつきました。
混雑しているので、離されてもなんとか追いつけたりして、ずいぶん長いこと後ろを走らせてもらってめちゃ勉強になりました。そして、追いかけた周がベストで31秒3が出ました。オイルがなかったら30秒台入ってたかもな!(負け惜しみ)。
走り終わった後に、動画をYoutubeに載せて良いですか?って聞いたら笑顔で快諾してくれました。なんて爽やかな青年(最後の方に動画載せておきます)。
妻はこのセッティングは少し曲がりにくく感じたとのことですが、タイムはこっちの方が出たようです。ちなみに車載カメラで映り込むのでフロントのカウルみたいなのとりました。何か小さいカウルというか顔みたいなの作ろうかなと思ってます。
- 4本目
今日はこれで最後にして、できればクリアラップ取れたらいいなって感じで普通に走ってたら1コーナー入り口で梶山選手にぶち抜かれました。ちょいちょい待ってくれる感じで引っ張ってくれましたが、これまた大変勉強になりました。
後ろを走ってみると、僕も頑張っているつもりで色々サボってたなあという事を改めて思い知りましたし、身体能力をフルに使って走っている感じがしたし、本当に刺激になりました。久しぶりに「もっと速くなりたい!」って思いましたよ。
特に今日は自分も乗れている感じだったので、こういう乗れているときに、速い人に必死でついて行くのは本当に楽しかったです。
- ライン取りが丁寧(きっちりゼブラすれすれにタイヤを通す)
- コーナリングでここってところで体を落とす
- ラインは割とワイド
- 全てが早い、速い、サボってない
真似できそうなのはこんなところですかね。これができれば30秒台入るでしょう!
ちょっと長めですが動画です。なるべく見てて飽きないように頑張って字幕入れてみました。
コーナーは違いますが、僕もここのコーナーは地面に寝そべる位体落としているつもりなんですけどね。頭1個分くらい位置が違いますね。次はもっと意識してみます。
きくちゃん
はらっちさんとリーダー
リーダーは新しいスプロケを試していました。
BROさん
リーダー号にのるBROさん
ちなみに時々カートコースで見かけるというか鬼のように激しく走っているST600の中村選手もいらっしゃいました。恐ろしくて近寄りがたくて会話したことないけど。CRF150かな?にブロックタイヤ履かせて走ってましたよ。記念に何回か抜いときました!
データ
- 前後ピレリV3 SC1 4.5時間使用+逆で3.5時間 (ID フロントは2820、リアは3619。)
- 空気圧冷間1.85、温間2.05くらい
- 気温??度 15~20位?
- スプロケ 14-38
- リアサス オーリンズ(HRCモデル)ダンパー10回転戻し、イニシャル12.9→11.5mm
- Fフォーク アイファクトリーバネは0.8。オイルはヤマハの15番で油面は160(純正より10mm下げ)