tottetsuketa's diary

オートバイに乗るのが好きなサラリーマンの日記です

塗装完了(〜クリア)

塗装取り掛かり(〜サフェ研ぎ) - tottetsuketa's diary

の続き。サフェ研ぎまで済ませた昨日の段階では、今日の天気予報は雨だったので完成はしばらく先かなあと思ってたら、普通に晴れましたので今日ものりさんちにお邪魔してきました。いつもすいません。(塗装は場所もそうですし、色を変えるたびにガンを洗浄したり、色を調合したりと本当に大変なのですが、のりさんが餅つきのこねる方の役割のごとく準備をしてくれたので非常に助かりました。ありがとうございました。)

それで、移動しながらデザインを考えていました。

最初は黒一色で良いかなと思ってたのですが、メタリックの原液(?)を買いましたので色が調整できる。せっかくなのでメタリックの混ぜ方を2種類にして、メタリックが多いのと少ないので2色にしちゃおう。真っ黒とガンメタの2色とかすこし隠し味みたいな見え方でオシャレかもしれん。

というのを基本路線にしつつ、サーキットでは少し派手かもと思うくらいで丁度良い(写真を撮ったり、ラップタイムを計ったりするときに視認性も良い)。という、その昔、白ゲルのカウルでシートだけピンクに塗っていた、ネットジャーナリストの言葉も思い出しまして、「真っ黒と少し黒」→「真っ黒と銀色」と色のコントラストを強める方向に。

またデザインの方は、タンクはほぼ無傷だし塗るのめんどくさいのでタンクが黒は確定。となると、タンクに別の色が入ってバランスが良くなるような塗り分けパターンは避けたい。かといって、塗り分けのために一度バイクに取り付けてデザインを考えるのもめんどくさい。というかもうのりさんちで塗りはじめているし。。

というわけで頭の中だけで想像し、単純にバイクの前の方黒、後ろの方銀、上下方向でいうと上の方黒、真ん中あたり銀、下の方黒と脳内だけでバランスをイメージ。エイやで塗ることにしました。どうせね、すぐになれるし、これはダメだと思ったらステッカーとかなんとかで適当にどうにかすれば良い。

というわけで、

黒部分はパワーブラック:メタリック:硬化材:シンナー=100:5:12:80

銀部分はパワーブラック:メタリック:硬化材:シンナー=5:100:12:80

としました。

覚えやすいように計算しやすいように比率を逆にしただけ。なお、塗ってみると黒はメタリックの入り方がノーマルとほぼ同じような感じになりました。厳密に言うと、純正のメタリックは少し青っぽいのですが、塗ったやつは赤っぽかったです。太陽の下で見ると少し違和感があるかもしれないけど、まあ気にしない。

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これ塗る前のタンクの下のパーツね。これが塗れるとデザイン的にいいんだけど、、タンクの滑り止めのなんとかストンプが付いてるから無理かなあと思いつつ試しに剥がしたら綺麗に剥がれた。

なのでこれまたスコッチブライトで足付けだけして、サフェも吹かずにいきなり塗りました。順を追うのが面倒なので、これだけ完成のところまで早送り(脱脂して、銀に塗って、クリア塗って、触れるようになったくらいのころでストンプなんとかを貼り付け)しますと、こんな感じ↓

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なぜかこのパーツは綺麗に塗れた。

というわけで他のパーツも。

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塗り分けるのでマスキングをしますが、どっちの色を先に吹くべきなのか当たり前過ぎるのが説明しているページをあまり見たことがありませんが、多分マスキングする面積が少なくなるようにするのが正解だと思います。ガンで塗るのに比べるとマスキングは超めんどくさい。本当にエッジを綺麗に出そうとするとかなり神経質にきっちりマスキングしないといけませんからね。

僕は面倒になって適当にやったら、やっぱり隙間から少し塗料が入ったり、線がヘロヘロになったりしちゃいました。なお、今回買ったパワーブラックという塗料はソリッド専用(クリアを塗らないという意味っぽい)というのをネットで見つけましたが、ソリッド専用というのがどういう理由でそうなのかとか結局よくわかりませんでしたが、クリアを塗るとクリア側に塗料が入ってっちゃうとかそういうことかもしれません。とりあえずこの塗った時点ではよくわかりませんでした。

マスキング取るのが一番楽しいですね。

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黒部分はソリッド専用だからか、すでにこの時点で結構な光沢があります。銀色部分はメタリックだからか、光沢はほとんどないですね。このあとクリアを吹きます。クリアはのりさんちにあったものを使わせてもらいましたので、銘柄は不明。関西ペイントのものではないことは確か。

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クリアは下手くそな僕が塗るとだいたい、柚肌というんですかね、ぼってりしたわざとらしい光沢が出たりしてしまいます。はやぶさの時はそれをペーパーで削って鏡面みたいにするのに50時間くらい掛かってたりしたんですが、今回はわざとらしい、ぼってり感の部分もありますが、まあまあ綺麗に塗れたところもありました。

なお、また僕とのりさんにだけ役に立つ配合を書いておきますと、クリア:硬化材:シンナーは100:25:10です。シンナーは僅かですが、入れると良かった感じです。この時は2、3回塗ったあとに20分ほど放置、そのあといわゆる「垂れる寸前」にチャレンジ。

さあ、カウルの組み付けは来週の予定。どんな感じになるかな。