tottetsuketa's diary

オートバイに乗るのが好きなサラリーマンの日記です

MOSキャリパーのシール問題

うちのSV650にはMOSキャリパーがついているのですがR6用のものという以外の詳細は不明です。ひょっとしたらR1のかもしれない。

それでピストンのサイズとか、キャリパーサポートのピッチ(100mm)等をみながら2003年くらいのR6のシールを注文したわけですが、色々調べてみると同じサイズのピストンでも鉄のものとアルミのものがあり、さらにシールの品番が違うとのこと。

参考リンク

にえガレのブログ 金MOSキャリパーのOH(分解編)

3MA-W0047-10 ..キヤリパシールキツト
3GM-W0047-10 ..キヤリパシールキツト

3MAは後方排気TZR250。3GMはFZR1000。うーん。全然新しくない(-_-;

よぉーーーーするに、普通の鉄のピストンなんですねー。

(中略)

どうやら、2003年式のYZF-R1がアルミピストンを採用している模様。

5PW-W0057-10 ピストンアセンブリ,キヤリパ
5PW-W0057-00 ピストンアセンブリ,キヤリパ

5PW-W0047-10 キヤリパシ-ルキツト
5PW-W0047-00 キヤリパシ-ルキツト

部品番号ですが、ピストンもシールも5PW型番です。やっぱりシールも違うんですね。鉄ピストンと互換性はないと見た方が無難なようです。
ちなみに5PWとは2002年式のYZF-R1です。

※注文の際は自己責任で

また

によれば、うちのSVについているMOSキャリパーはアルミピストンのようです。というかこの前外したときに重さからすると明らかにアルミピストンでしたが。

で、何が言いたいかというと現状、アルミピストンに、鉄ピストンのシールを入れてしまっているわけですよ。しかも片方だけ。

キャリパーのシールは入れるときに特に違和感を感じなかったので形などは特に大きな変化は無いと思うのですが、値段も結構違うし、何が違うんだろうと考えてみたら恐らくピストンの素材の違いによる熱膨張率の差なんだろうなと。

によれば鉄の倍くらい膨張するようです。では実際にピストンのサイズだとどれくらい違うんだろうと思って計算しようかと思いましたが、めんどくさいのでやめました。

そういえば先日走っていると、時間が経ったら少しタッチが固くなってきたりしたのでこの影響かもしれません。今までも他のバイクでそんな風に感じる物もあったのであまり気にしていませんでしたが。アルミ用のシールの方が安いらしいので助かります。

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SV650(1999)のスペック表とドライブスプロケ(16T)発注

見つけたので保存保存。 

 

VP52A 1999年式 SV650 (1999)の諸元・スペック情報 | ウェビック (webike.net)

 

Suzuki SV 650 (motorcyclespecs.co.za)

 

Suzuki SV650S (suzukicycles.org)

より引用

1999—2002 SV650 specs

1999—2002 SV650 specifications
Engine type: 90-degree V-Twin, 4-stroke, DOHC
Displacement: 645 cc
Engine cooling Liquid
Maximum power output: 70 hp (51,5 kW)/ 9.000 rpm
Maximum torque: 62 Nm/ 7.400 rpm
Bore x stroke: 81,0 x 62,6 mm
Compression ratio: 11,5 :1
Combustion chamber: TSCC (Twin Swirl Combustion Chamber)
Combustion chamber volume: 30,7 cc
Redline: 10,500 rpm
Valve train: DOHC, Link-plate Chain-Drive, Bucket Followers, Shim-under bucket Lash adjustment
Valve angle: 30 degrees (14 deg. intake, 16 deg. exhaust)
Adjustment interval: 24,000 km (15,000 miles)
Intake valves (2): 31 mm
Intake valve stem: 4,5 mm
Exhaust valves (2): 25,5 mm, at 16 degrees
Exhaust valve stem: 4,5 mm
Intake valve lift: 8,1 mm
Exhaust valve lift: 6,1 mm
Intake valve timing  
    Open BTDC 28 degrees
    Close ABDC 62 degrees
    Duration 270 degrees
Exhaust valve timing  
    Open BBDC 43 degrees
    Close ATDC 24 degrees
    Duration 247 degrees
Valve timing measured at: 0,3 mm lift
Fuel system: 2 Mikuni BDSR39 carburetors
Venturi size: 39 mm
Air filter: Pleated fabric
Exhaust system type: 2 into 1
Lubrication: Wet sump
Ignition: Digital/transistorized, with Throttle Position Sensor
Lubrication: Wet sump
Oil capacity: 2,365 ml (2.5 quarts)
Starter: Electric starter
Transmission: 6-speed, constant mesh
Clutch: Multi-plate, wet
    Actuation System: Cable
    Springs: 6 coil springs
Number of Clutch Plates  
    Drive plates: 7
    Driven plates: 6
Primary drive gears  (ratio): 34/71  (2.088)
Final Drive Sprockets  (ratio): 15/45  (3.000)
Transmission gears  (ratio)  
    1st gear 32/13  (2.461)
    2nd gear 32/18  (1.777)
    3rd gear 29/21  (1.380)
    4th gear 27/24  (1.125)
    5th gear 25/26  (0.961)
    6th gear 23/27  (0.851)
Overall ratios  
    1st gear 15.420 :1
    2nd gear 11.131 :1
    3rd gear 8.644 :1
    4th gear 7.047 :1
    5th gear 6.020 :1
    6th gear 5.331 :1
Theoretical top speed at redline  
    1st gear 46 mph
    2nd gear 67 mph
    3rd gear 86 mph
    4th gear 105 mph
    5th gear 123 mph
    6th gear 139 mph
Engine speed at 60 mph: 4,500 rpm
Final drive: #525 Chain
Frame: Aluminum truss-type
Rake: 25 degrees
Trail: 100 mm
Overall length: 2 045 mm (80.5 in)
Overall width: 760 mm (29.9 in)
Overall height: 1 060 mm (41.7 in)
Seat height: 805 mm (31.7 in)
Ground clearance: 140 mm (5.5 in)
Wheelbase: 1 420 mm (55.9 in)
Foot peg height: 348 mm (13.7 in)
Handlebar height: 978 mm (38.5 in)
Steering stem to seat center: 749 mm (29.5 in)
Dry weight: 165 kg (364 lbs)
Weight distribution (front/rear): 47,1/52,9
Front suspension: 41 mm telescopic forks, coil spring, damping rod
Stroke: 120 mm (4.7 in)
Rear suspension: Progressive linkage-type, 7-way adj. spring preload
Travel: 125 mm 4.9 in)
Front wheel: 17 x 3.5 inch Cast Aluminum 3-spoke
Rear wheel: 17 x 4.5 inch Cast Aluminum 3-spoke
Front brakes: 290 mm Dual hydraulic disc,
twin-piston Tokico calipers
Rear brake: Single hydraulic disc,
opposed twin-piston caliper
Front tyre: 120/60-ZR17
Rear tyre: 160/60-ZR17
Fuel tank capacity: 16 liter (4.2 US gal.)
Color (USA): Red, Blue
Recommended retail price (USA): $5,699 USD

ドライブのスプロケ16Tも注文しました。

今、15-45なので16-45にすればちょっとロングになってちょうど良いんじゃないかなと思ってます。これで目指せ30秒台。↓

tottetsuketa.hatenablog.com

SV650 富士カートコース 31.207

先日、何年かぶりに復活させたSVでピヨピヨと走りました↓。

SV650S カートコース 32.222 - tottetsuketa's diary (hatenablog.com)

思ったよりは走れたのですが、主に操作系を中心にいまいちなところが多かったので、少しお金を投入して、クラッチホルダー交換、リアマスター交換(ノーマルの新品)、リアブレーキオーバーホール、フロントマスター交換(ブレンボのラジアルポンプ16x18)、フロントキャリパーのオーバーホール、と色々と一新しました。

SV650 キャリパー右だけシール交換+マスターをブレンボ16x18に交換 - tottetsuketa's diary (hatenablog.com)

SV650のリアキャリパーOHとリアブレーキマスター交換とクラッチホルダー交換(アコサット) - tottetsuketa's diary (hatenablog.com)

色々変えてみるとやはり、走りたくなるもので、またしてもカートコースに行ってきましたよ。タイヤはそこそこグリップした事は分かりましたので、とりあえずの目標はCB250Rのタイム(31秒178)の更新。

サーキットについてみると、小さい方のコースで何かイベントをやっていました。有名人っぽい人がいたのですが、よく分からず。とりあえずモタードで膝を擦りながらスライドしておられました。

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余談ですがSV650でカウルがついているのはやはり珍しいようで何人かから話しかけられました。(トレーラーに載せているときが特にかっこ良いと思う)ステッカーの位置変えようかな。白いところの面積を少し減らしたら引き締まるかな?

  • 1本目

まずは色々変えたので様子見で走行。

一番の心配だった「こんなにレバーのストロークがあるのはおかしい、フロントブレーキのエアは本当に抜けているのか」問題ですが、結論からいうと問題はありませんでした。走ってみるときっちり必要十分にブレーキは効きました。

タイムは32秒2で前回のベストと同じくらい。

  • 2本目

侵入でスライドをしようとするとリアタイヤが全然グリップしない感じなので、リアの圧側を3クリックほど戻しました。結局その後一回も侵入スライドは試みませんでしたが、、、タイムは31秒34まで。同じセッティングで妻も乗りましたが、立ち上がりで向きが変わらないとのこと。僕もそう思います。が、まあこんな物かなという気も。

  • 3本目

特に無策のまま「クリアがとれたら更新できる」と念じながら走る。意外とクリアはとれるのですけど。31秒23で少しベスト更新。まだ、くるっと回れなかったり、ラインギリギリまで走れなかったりとイマイチピタッとこない。タイヤのグリップが落ちているのかもね。後は奥の緩い立ち上がりの右コーナーでレブるようになってきたので、もう少しスプロケをロングにしても良いかもしれない。モタードの後ろを走って見たりもする。なんせ楽しい。

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フロントの残ストロークはほぼないのではないか?という感じなのですけど、マスターをブレンボに変えたからなのか、倒立で十分なのか、ひとまずフロントにあまり不安や不足は感じてません。寝かせたままのブレーキングなどでもそれほど不具合感じず。(まあ、ライダーのレベルが低いだけのような気もしますけども、、もっと攻めてみたら何かわかるのかもしれない)

  • 4本目

圧側をさらに3戻しして17戻しに。特に分かる変化は無し。。水温が78度くらいになると少しエンジンがガサガサする感じになってきた。1コーナー侵入時に2→1へのシフトダウンでギアがニュートラルに入って焦ったり。オイルも2年くらい変えてないしなあ。

30周連続で走って時々クリアもとれるのだけどタイムは31秒4程度。暑くて汗だくだし、疲れて体が動かなくなってきたので、5分ほど休憩してタイムアタック。したけど結局31秒20とちょーっとだけベスト更新して今日は終了、混む前にさっさと帰りました。

どうでもいい話

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最近、カートコースで優雅にトンビが舞っています。うまく風に乗って空中に静止したり、割と低いところまで降りてきたりして、みんなも写真撮ったりしてなかなか楽しい感じなのですが、椅子に座ってパンを食べていたら「襲われました!!」。

突然後ろからバサバサしたものがぶつかってきて、手に持っていたパンが弾き飛ばされたなと思ったらトンビでした。野郎!

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ううう。

動画(トンビに襲われた動画ではなくて走行動画)

なんかもっさりしているように見えるんですよね。もっと体も落とせそうだし。って何回同じ事を言っているのか。

30秒台には入りませんでしたが、CBRのタイムは抜きました(→抜いていませんでした)。30秒台に入れるためにタイヤを新品にしようかなと一瞬思ったのですが、なんかもう少しサスセッティングをいじったり(リアのイニシャルを抜いてみるのを試したい)、立ち上がりでアウトまで目一杯使うとかでまだまだいけそうな気も。

いずれにせよ。部品を変えたことでバイク自体がリフレッシュされたのが大分スッキリしました。転んで以来ずっと直さなきゃと思ってたバイクがやっと直ったなというすっきり感も大きいですね。こうなるとこれまた長年寝かせているGSX-R1000が気になってくる。

というわけで、この後、年内もう一回万全にしたSVで走るか(タイヤ、オイル交換、スプロケ交換)、練習モードのSVで走るか、CBR250Rで走るかGSX-R1000を復活させてちょっと走るか、色々悩みますね。

セッティングデータ

タイヤ 温間2.1 +194周しました。2015,1817

フロント突き出し14ミリ

フロントのオイルなどはこちら

リア(オーリンズ)イニシャル27ミリ

リア伸び 11戻し

リア圧 11戻し→14戻し→17戻し

スプロケは15-45

SV650 キャリパー右だけシール交換+マスターをブレンボ16x18に交換

SV650のリアキャリパーOHとリアブレーキマスター交換とクラッチホルダー交換(アコサット) - tottetsuketa's diary (hatenablog.com)

の続きで、フロントもブレーキをしっかりメンテ。明日カートコースにいくし!

うちのSV650のフロントブレーキのキャリパーはMOSキャリパーがついています。恐らく2003年頃のR6の物と思われます。ちなみにフォークのアウターはイナズマだそうです。アメリカの人たちはまるごとGSX-R600あたりフロントに入れ替えるようですけども。

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でMOSキャリパーのシールを購入しました。4~5000円位。で、、、、よくよく考えたらこれキャリパー一つ分のシールでした。(※ちなみにこれは鉄ピストン用のシールのようなので、アルミ用を買った方が良いと思います。詳しくはこの記事を最後まで読んで下さい)

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この段階で気がついたからしょうが無いですよね。片方だけ交換しました。

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ピストン全部変えるとまあまあな額になるので注文しませんでしたが、ピストンはスムーズに動いていましたし、少しスジっぽい線はありましたが、コーティング的なものもはげておらずそのまま再利用しました。なおピストンの小さい方は手持ちのピストン回しが入らないくらいの小ささだったので、どうしようか迷った末にコンプレッサのエアで出しました。

具体的には、大きいピストンはつけたまま、エアを吹き込んで小さいピストンを1個外す(結構な勢いで出てくるので指を挟まないように注意)。そのままだとエアが漏れて2個目が外せないので、ぬらしたペーパータオルを詰めて外す。その後でエアは使わずにピストン回しで大きいピストンを引っ張り出すと。

キャリパーを外して台所用洗剤と歯ブラシでこすったら綺麗になりました。いやースッキリしますね。シールは一個だけしか交換してないけど。右側のキャリパーだけね。まあシールはちょっと固くなってた気はしますが、プラスチックみたいな感じじゃなかったからまあいいかな。

次にマスターです。実はダブルディスクだからいつもの19x20で良いだろと思って何も考えずにブレンボのやつ購入してんたんですが、色々そのあと調べてみるとMOSキャリパーは16x18がおすすめとのこと。おすすめっていうか19x20なんか危険!ってくらいの勢いで書いてありました。

いくつかネットで見つけた記事をリンクしておきます。

テイスト・オブ・ツクバの結果報告と日常メンテナンス、ブレーキの話。 | 有限会社JAM【ジャム】|埼玉県川口市Calibration & Setting Specialist (jam-japan.com)

(JAMってSV650の前オーナーの2heyさんが関係していたところだろうか?SVにもステッカー的な物貼ってあったし)

いわゆるヤマハの純正MOSキャリパーですが、これに合わせるマスターは何㎜でしょう?

よく一般的なラジアル19㎜が装着されているのを見かけますが、タッチや効き方、非常に危険です。

径が全くあっていません。

純正は横置きの14㎜マスターですが、こちらも純正ゴムホース前提で、メッシュに変えると非常にタッチがシビアになるので、マスター交換が必要になります。

 

 

MOSキャリパーにはラジアル16㎜くらいが標準です。

硬いタッチもしくはゴムホースと組み合わせるのであればラジアル17㎜。

若干柔らかい感じのコントロール重視であれば、メッシュホース組み込みならラジアル15㎜でも町乗りは十分です。

ブレンボブレーキマスターお試しキャンペーン♪実際に握って買いましょう♪ | Sサプライのメカのブログ (ameblo.jp)

コチラはピストン径がφ16mmでレバーレシオが18mmです。
 
シングルディスクのマシンに最適です。
しかしヤマハのMOS(住友)キャリパーのダブルディスク車にも合います。

PRODUCT INFORMATION: brembo フロントブレーキマスター レーシング (weblogs.jp)

ヤマハ車の住友MOSキャリパーはダブル車でもφ16ラジアルがお勧めです。

という訳で、16x18を注文し直しまして、、、19x20の方は返品しようかと思ったんですが、よく考えたらレバー調整つまみのピンを速攻で(無意識で)ベータピンに交換してしまっていたので返品もできず。

まあGSX-R1000用にそのうちの交換用に持っておこうかなと思ったんですが、そもそもR1000も2年くらい放置しているし、いつ交換するか分からないので知り合いに「誰か買ってくれー!」って連絡したら、速攻で連絡がありました。感謝!!

で、よくよく考えたら挙動がおかしくなって外していた19x20のマスターあることを思いだして(これはこれでOHしてみようかなと思っています)、レバーを比較してみたりしました。16x18の方はレバーが真ん中で折れるタイプなのでちょっと形違いますけどね。

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ちょーっとだけ違いますね。手前がx20の方だったと思います。で、こんな感じで色々あってマスターを交換。

ちなみにブレンボのバンジョーボルトのネジ山のピッチは1.00で、純正とか他のメーカーの1.25と違うので注意です。SVには元々ブレンボがついているもんね、と思ってバンジョーボルトを外してつけようとしたら1.25でした。。。。ブレンボでも全部1.00って訳じゃないのね。もう夜なので買いに行けないし、かといってもうSVで走る気満々になっているので、できればSVで走りたい。

家のどこかに転がっているだろうと思っても見つからない。しょうが無いので同梱されていた油圧スイッチ付きのバンジョーボルトにしました。こんなスイッチいらないから安くして欲しいと思ってたのがいきなり役に立ちました。

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油圧式のスイッチって圧が逃げるからタッチが悪くなるなんていう噂を聞くけどどうなんでしょうね。(翌日走りましたが全く感じませんでしたけどね)

交換したら交換したでなかなかエアが抜けない。。。16x18と言うことでストロークが増えるのは分かるんですけど、これはストロークありすぎじゃねえ?握り込めてしまう。やっぱエア噛んでるよなあ。ブリーダーからエアを抜くのはもちろんのこと、バンジョーボルトを緩めてエア抜きもやるけど、うーん微妙。

マスター交換やキャリパー外したりってもう多分20回くらいやったことあるんですけど、すっと抜けるときとなかなか抜けない時があります。今回はマスターもキャリパーも外した上にホースの取り回しがいわゆるスズキタイプというかhタイプというか、マスターから右キャリパー、右キャリパーから左キャリパーにホースが接続されているタイプで左右キャリパーをつないでるホースの真ん中にいかにも溜まりそう。(キャリパーかマスターのどっちかだけだったら結構マシなんですけどね。手間だけど片方ずつ交換した方が良いのかもしれない。)

というわけで結構にぎにぎにぎにぎしながらフリュードも大分つかったけど、イマイチ手応えが悪いので一回車体からキャリパーをはずしまして、エアの気持ちになりながらホースをまっすぐにしてみたり、曲げてみたりしながら、キャリパーを小さいハンマーでコツコツコツとたたきながらエア(心の中の想像で)をマスターの方に誘導してから車体取り付け。

でマスターのブリーダーボルトを緩めたら結構大きい泡が出てきました。おおっ。その後キャリパーからもエア抜き。大分手応えが出てきました。でもGSX-Rの19x20を触るとカッチカチに感じるくらい、SV650のは柔らかい。

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ぐっと握り混むとR1000のはこんな感じ。

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SVのはこんな感じ。指を挟むほどではないところまで改善されたけど、果たして。。

(といいつつ後日サーキットに行ったら良い感じでした。また書きます。)

これによりフロントホイールの引きずりもなくなりまして、気持ちよく回るようになりました。

よしよし。なんとか明日は走れそうです。ボルトの絞め忘れがないように、明日もう一回ボルト類のチェックしよう。

追記:

アルミピストンと鉄ピストンでシールは違うようで、今回鉄ピストン用のシールを注文しちゃってる感じです。今のところ特に大きな困りごとは発生していませんが自己責任でお願いします。参考のリンク↓

SV650 イナズマのホイールでワイド化(他の方の記事の引用)

とりあえずうちのSV650にはイナズマのリアホイールが入っているという事だけ分かっているので、サーチして調べてみたら

SV400S イナズマホイール流用でリアタイヤワイド化⑦完結編 | スズキ SV400/S by 41524 - みんカラ (carview.co.jp)

の記事を発見。古い車種のWEB情報は情報が消えてしまう事があるので、引用させて頂きます。当たり前ですけどこの情報を使う人は自己責任で。

上記のWEBページより引用

まとめ
イナズマ400ホイールを付けるには、ベアリング交換だけでは駄目。
アクリルシャフト径17mm用で全長97mmのディスタンスカラーを入手して、キャリパーサポートを加工すれば取り付け可能。

あと、興味のある方の為に必要なものも纏めた。
スプロケットボス、ハブダンパー、左右のカラー類、トルクロッドはノーマルを使用。
■必ず必要
〇イナズマ400リアホイール(当たり前だけど)
〇180/55ZR17サイズのタイヤ(これも当たり前か)
〇全長97mm、アクスル径17mm用のディスタンスカラー(自分はヤフオク入手。アクスルカラー ホイール ハブ スペーサー 中古 で検索して出品者に必要なサイズを質問した)
■あったほうが良い物
〇キャリパーサポート(加工に失敗したら元に戻す事も出来ない)
〇ホイールベアリング左右(SVの物を流用する場合は不要だが、その代わりベアリングプーラーが必要。交換用のベアリングがあれば、プーラーは無くても作業可能かな。但しベアリングの再利用は不可)
■標準的な工具以外で必要な物
○メンテナンススタンド等
○プラスチックハンマー(アクスルシャフトの出し入れ等あると便利)
〇ヒートガン(ドライヤーではパワー不足…)
〇22mmのボックスソケットかレンチ(このサイズだと持っていない人も多いかも。アクスルシャフトを外すのに必要)
〇ベアリングプーラー(交換用ベアリングが準備出来る場合は無くても何とかなるかな…)
〇外径47mmのベアリングを打ち込むための何か。自分は35mm用ボックスソケットの外周を切削加工して使用。
〇ベアリングを打ち込む為のハンマー。
〇ウレアグリス等
〇ベルハンマー(これはお好みで)

かかった費用
イナズマホイール 送料込5,013円
ディスタンスカラー 送料込3,068円
キャリパーサポート 送料込3,080円
中古タイヤ 送料込5,070円
タイヤ組込工賃 エアバルブ交換込2,460円
他特殊工具類、ブラック塗料、グリス等は手持ちを使ったので費用には含まず。